二松学舎大学附属柏中学校

さわやかで活気ある進学校
伝統×革新

146年にわたる伝統と21世紀の学びを追求する革新

建学の精神

  • 己を修め人を治め一世に有用なる人物を養成す
  • 東洋の精神による人格の陶冶

※ 陶冶とうや…人間の持って生まれた性質を円満完全に発達させること。

グローバル化が進むこれからの国際社会。自ら考え行動する、人に信用され社会に貢献する、自国と他国の文化・歴史を正しく理解する、それらを通じて多様な価値観を共有できる真の国際人の養成を目指します。

創立者 三島中洲の思い
二松学舎は明治10年、漢学者であり法曹界の重鎮であった三島中洲により創立されました。本校は、三島中洲の建学の理念である「自国の文化を正しく理解し、母国語を正しく表現できる真の国際人の養成」「異なる文化・歴史を理解し、多様な価値観を認めようとする視点を養成」の実現に向けて日々教育を行っております。この建学の理念の実現がこれからの時代に求められるグローバル人材育成であることは明白であります。本校では、「自問自答」をキーワードに、「思考力」「判断力」「表現力」「コミュニケーション力」を効果的に身につけ、21世紀の荒波を乗り越え、社会に貢献できる人材を育成します。

創立者 三島 中州
(1830~1919)

舎長歴任者

  • 渋沢 栄一(1840〜1931)
  • 吉田 茂(1878〜1967)

二松学舎で学んだ著名人

  • 夏目 漱石(1867〜1916)
  • 犬養 毅(1855〜1932)
  • 平塚 雷鳥(1886〜1971)
  • 嘉納 治五郎(1860〜1938)
  • 中江 兆民(1847〜1901)

さらなる「探求」を求める新コース制

2022年度より「グローバル探究コース」「総合探究コース」の新コース制がスタートしました。

新コース制で、育む・伸ばす・鍛える

二松柏は「社会に貢献できる人材」を育てることを目的に、「人間力の向上」と「学力の向上」を教育の2本柱としています。教育の特色は「論語教育」と「探究教育」です。今年144周年を迎える二松学舎大学の伝統は中学校でも引き継がれ、『論語』を通じて豊かな人間性を育み、自身の生き方に向き合う教育を6年間かけて深めていきます。
さらに本校では早い段階から「探究教育」の開発実践に努めており、新コース制において本校の教育の特徴をより充実発展させていきます。「探究教育」の3つの軸は、「学習支援プログラム」「自問自答プログラム」「進路支援プログラム」。3つのプログラムを通じて、これからの時代に一層必要とされる「思考力、判断力、表現力、コミュニケーション力」を中学時代に徹底的に鍛えます。そして自ら進路を切り拓いていく力を獲得し、希望の進路合格を目指します。

  • グローバル探究コース

新しい時代を「探究」し、社会に貢献する⼈材を育成する

「グローバル探究コース」の6つの特徴
  1. ① 高度な学習内容に加えて、「グローバルな学び」をプラスしたコースです。
  2. ② 6年間で最難関大学を受験する力を養います。
  3. ③ 中学時代に主体的に学ぶ姿勢を身につけ、課題発見から解決まで自問自答する力を鍛えます。
  4. ④ 異文化や多様な価値観を認める真のグローバルリーダーを目指します。
  5. ⑤ 4つの柱を持つ「NISHO GLOBAL PROJECTS」で学びを深めます。
  6. ⑥ 中学2~3年時に1度は海外語学研修に参加します。

最難関大学を受験する力を養い真のグローバルリーダーを育てる

このコースの「グローバルな学び」は4本柱から成り立っています。それぞれがとても魅力的なプログラムです。

土屋 圭司 教諭

自慢の「NISHO GLOBAL PROJECTS」
  • ◆ プレゼンテーションプログラム・7限実施
     (PRESENTATION PROGRAMS)
  • ◆ 特別体験プログラム
     (SPECIAL LEARNING PROGRAMS)
  • ◆ パワーアップイングリッシュプログラム
     (POWER UP ENGLISH PROGRAMS)
  • ◆ 海外研修プログラム
     (STUDY ABROAD PROGRAMS)
  • 総合探究コース

新しい未来を「探究」し、社会に貢献する⼈材を育成する

「総合探求コース」の6つの特徴
  1. ① 小テスト等で一人ひとりの理解度を的確にフォローし、学力を必ず伸ばします。
  2. ② 基礎から高度な発展学習まで、成長段階にあわせて授業の進度と深度を高めていきます。
  3. ③ 6年間で難関大学を受験する力を養います。
  4. ④(家庭学習用)365ノートとスケジュール帳は毎朝提出、学習習慣の定着を徹底させます。
  5. ⑤ 担任・副担任・教科担当者との情報共有を密に取りながら学習サポートを継続的・包括的に行います。
  6. ⑥ 中3全員を対象に海外修学旅行を実施し、希望者はオーストラリア研修、セブ島語学研修に参加できます。

6年間で難関⼤学受験に対応「総合探究コース」で大切にしたいこと

どの生徒にも「勉強が楽しくなる瞬間」というものが必ずあると思います。二松柏は「理解できた! さらに難しい問題に挑戦したい! 」という一人ひとりの感動をとても大切にする学校です。一緒に楽しく学ぶ習慣を身につけましょう。 

渡辺 広記 教諭

大切にしている4つのポイント(学習面)
  • ◆ より高い目標設定
  • ◆ 主体的な学習態度
  • ◆ 自学自習の習慣
  • ◆ 着実なステップアップ

教育の特色「論語教育」&「探究教育」

  • 論語教育

豊かなこころと温かい思いやりを育む

『論語』に学ぶ

本校は、中国のいにしえの思想家・孔子のことばをその弟子たちが綴った『論語』をこころの教育読本として使用します。そこには、現代にも通じる人への慈しみや、社会の中でどのように調和をもってふるまっていくべきなのかが、わかりやすい実例をともなって記されております。漢文検定テキストを使用しながらの「素読・暗唱」を最初の取り組みとし、『論語』に根ざすその精神を生徒たちが徐々に吸収できるように進んでいきます。本校は、中高6年間の大切な時期に、この『論語』を通して豊かなこころや温かな思いやりを育み、生涯にわたって生きる道筋となることを願っています。

中学校での取り組み
「漢文」をはじめて学ぶことから、漢文検定も交えた取り組みとなります。
中学1年/漢文検定 (論語・漢詩):初級
中学2年/漢文検定 (論語・漢詩):中級
中学3年/漢文検定 (論語):上級
  • 探求教育

自ら探し、自ら学ぶ姿勢を大切にします

「探究教育」の先駆者として

本校は開校以来、自分から進んで物事を探り究める「探究」を掲げてきました。いま世の中が大きく変化している中、本校の伝統的「探究」の教育も、より「深化」する時が来ています。本校は「探究教育」の先駆者として、次世代の「探究教育」を確立していきます。

探究教育を支える「3つのプログラム」

本校では3つの探究教育プログラムで、一人ひとりの知的探究心をより深めていきます。「学習支援プログラム」「自問自答プログラム」「進路支援プログラム」です。新時代の探究をより前進させ、また探究教育を率先して牽引していくために、統合的・総合的に運用します。授業はもちろんのこと、様々な継続した学び・チャレンジを促します。

1. 学習支援プログラム

学力の向上で大切なことは、「もっと知りたい。わかりたい」という気持ちを大きくすることと、主体的に学ぶ姿勢を身につけることです。本校の学習支援プログラムでは、日々の授業をまず大切にします。そしてつまずいている箇所をはっきりさせ補習・追試で補い、余力のある場合はさらに発展応用問題へと移行します。家庭学習の習慣化に力を入れ、家庭学習用ノートを毎朝提出します。多様な学習支援の取り組みを通じて学力を確実に伸ばします。

主な取り組み
モーニングレッスン
365ノート・手帳の活用
三大新聞コラム読み比べ
各種検定の実施
放課後学習センター
2. 自問自答プログラム

生徒に人気の魅力的な体験プログラムを通じて、見聞を広げていきます。個人が自問自答をする中で、考えたり感じたりしたことを言葉に表し、他の人へ伝える。同様に他の人の発表を真剣に聴き自分の意見を持つ。学校は「学び合いの場」です。「心的安全性」が確保された中で、こうした自分との対話・他人との対話を繰り返すことで、自分の個性や特徴がより明確になり、広い視野、新しい発見を持つことができます。

校外の教室
主体的で対話的な学び(アクティブ・ラーニング)

いつもの教室を離れ、異なった環境に身を置き、新たな視点で物事を考えてみる。これが体験教室の醍醐味です。本校には普段の授業の他に、魅力的な体験プログラムが多数用意されています。そしてすべての活動が、グローバルな視野を育み、「自問自答力」を養成することを目的としています。

沼の教室  ◆ 田んぼの教室  ◆ 都市の教室
古都の教室  ◆ 世界の教室  ◆ 雪の教室
卒業論文
「自問自答プログラム」の集大成、卒業論文を作る

中3では中学3年間の集大成として、一人ひとりが自分の好きなテーマについて「探究論文 自問自答」に取り組みます。「自問自答」では1年間かけて「問い→仮説→調査→結論→発表」という流れで8,000字程度の論文と7分間のプレゼンテーション(中間発表と最終発表)にチャレンジします。確かに大変ですが、やり終えた生徒からは「時間をかけて物事を考え、答えを導き出すことの楽しさを知ることができた」「以前は人前に出るのが苦手だったけれど発表が得意になった」などの声があがり、生徒たちの成長を見ることができます。

各自で資料を作成し、7分間のプレゼンテーション(中間発表と最終発表)にチャレンジします。(3年次)

3. 進路支援プログラム

「二松柏ジュニアキャリアデザインプログラム」は中学3年間を通じて、自分の個性や理想とする生き方について考えを深める機会を数多く用意しています。一人ひとりが将来の夢を描き、たくましく自らの進路を切り拓いていくことができるよう、全力でサポートいたします。

「二松柏ジュニアキャリアデザインプログラム」
キャリアガイダンス
Google Classroom・Classiの活用
ポートフォリオの作成
二者面談
三者面談
定期考査計画表&振り返りシート
進路保護者会
生徒会活動
委員会活動

これからの「探究教育」とICT活用

◆ 生徒全員がタブレットを持ちます
◆ 全教室に電子黒板を完備
授業での利用法
  • 電子資料の配付
  • 動画教材の利用
  • アクティブ・ラーニングへの活用
  • 授業アンケートの実施
  • WEBテストの活用
学校生活での利用法
  • 毎朝の健康調査
  • 校外学習での利用
  • スタディサプリの利用
  • 学習記録としての活用
  • 電子図書館の利用

卒業生の進路

夢の実現に向かって躍進する進路結果

◆ 過去6年間の主な合格実績

国公立大学

大学名 2023 2022 2021 2020 2019 2018
筑波大学 2 2 2 2
東京外国語大学
東京学芸大学 1 1 1
東京藝術大学 1
東京農工大学 1
千葉大学 4 2 5 2 1 1
広島大学 1
東京海洋大学 1
茨城大学 4 2 2 1 1
宇都宮大学 1
福島大学 1
群馬大学 1
埼玉大学 1 2
静岡大学 1 1
鳥取大学 1
愛媛大学 1
電気通信大学
山口大学
琉球大学 1 1
北見工業大学 1
前橋工科大学 1
高崎経済大学 1
東京都立大学 2 1
埼玉県立保健医療大学 1
千葉県立保健医療大学 1 1 2 1
京都府立大学 1
広島市立大学
職業能力開発総合大学校 1
愛知県立大学 1
愛知県立芸術大学 1
国立看護大学校 1

二松学舎大学

大学名 2023 2022 2021 2020 2019 2018
二松学舎大学 44 24 57 41 28 45

早慶上理

大学名 2023 2022 2021 2020 2019 2018
早稲田大学 5 3 6 2
慶應義塾大学 3 1 1 1
上智大学 4 2 2 5 1
東京理科大学 11 8 8 9 4 2
◆ 2023年度 4年制大学合格実績
国公立大学
千葉大学 4 愛知県立大学 1 東京学芸大学 1
愛知県立芸術大学 1 東京都立大学 2 千葉県立保健医療大学 1
静岡大学 1 国立看護大学校 1
二松学舎大学 44
早慶上理・GMARCH・関関同立+その他
早稲田大学 5 慶應義塾大学 3 上智大学 4
東京理科大学 11 東京女子医科大学 1 学習院大学 5
明治大学 18 青山学院大学 9 立教大学 14
中央大学 12 法政大学 21 関西大学 1
同志社大学 1 立命館大学 2
成成明学獨國武+その他
成蹊大学 1 成城大学 14 明治学院大学 9
獨協大学 32 國學院大學 14 武蔵大学 9
芝浦工業大学 9 学習院女子大学 1 日本女子大学 11
東京女子大学 5 津田塾大学 3 文教大学 15
日東駒専
日本大学 54 東洋大学 42 駒澤大学 13
専修大学 12

施設・設備

自然あふれる環境で、心豊かな人間性を育みます

①中学・高校棟/②大学棟1号館/③大学棟2号館(高校教室)/④大学図書館/⑤売店・食堂(大学棟1号館地下階)/⑥体育館/⑦クラブハウス/⑧野球グラウンド/⑨サッカーグラウンド/⑩多目的グラウンド/⑪テニスコート/⑫ハンドボールコート/⑬大学テニスコート/⑭大学体育館/⑮大学武道館/⑯スクールバス駐車場/⑰駐車場

式典やイベントにも対応する体育館

キャンパスのシンボルである体育館。外観は、夢へ羽ばたく翼をイメージしています。
シャワールーム、武道場、外周ランニングコースも完備して、心と体を育てます。

メインとなる競技スペースは1,424平方メートル。バレーボールコートが4面取れる広さです。2Fランニング走路は170m。雨天でも体育や運動部の活動をサポートします。

2024年度 学校説明会 日程

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学校名 二松学舎大学附属柏中学校・高等学校
所在地 千葉県柏市大井2590
校種 私立/共学校
交通 柏・新柏・我孫子各駅よりスクールバスで約15分
北総線ルート、新鎌ヶ谷ルートも運行中
HP https://www.nishogakusha-kashiwa.ed.jp/jh_about/


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