模擬試験の活用法
9月からは模擬試験を受ける回数が増えてくることでしょう。
模試を受けるたびに点数・偏差値・合格可能性判定などの「結果」がついてきます。
先輩たちはどのように模擬試験に臨み、結果をどのように受け止めたのでしょうか。
先輩受験生のみなさんから、模擬試験についてのコメントをいただきました。 |
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自分の苦手なところがわかるので、よく復習をするといいと思う。 |
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すぐに解き直しをすることが大切。 |
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模擬試験は復習が大切だということは言うまでもないですね。 |
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ほとんど成績が良くなかったがあまり気にせずに復習した。 |
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試験の場慣れ、ムードに慣れることや、ミス問の理解を重点的に。成績は返ってきたとき少し見る程度で、良い悪いはあまり気にしなかった。 |
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難関校に見事に合格したこの2人は、模試の成績はあまり気にしなかったとのこと。落ち着いて全体を見渡せていますね。 |
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模範試験で国語の点数が高かったので、(やる気を出すために)それを利用して○○点をとったら○○を買ってもらう、 |
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ちゃっかりしてますねー。 |
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出題内容によって成績が左右しました。 |
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模擬試験の返却のとき、先生に第一志望の学校に行ける可能性があると言われて嬉しかった。 |
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この調子で行けば合格できると言われた励ましの言葉がうれしかった。 |
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やはり結果が出たときに褒めてもらえたことが、いちばん嬉しく、やる気になるようですね。些細なことでも、手放しでほめてあげましょう。 |
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もともと、本人からの受験希望だったため、試験の日は、模試であろうが入試日であろうが、市進の定例試験だろうが、全て「楽しんでおいで」としか言いませんでした。 |
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本人がいちばんよくわかっている、と信頼し、あれこれ言わなかったことが奏功したようですね。受験生のメンタルケアまでしっかりできています。 |
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6年生の始めまではずっと成績が横ばいで、親子で心配しましたが、数科目が急に上がりだしてからは、気持ちも落ち着いてきました。
ただ、好成績が出たあとで気持ちが緩むことが多く、そこは厳しく声をかけました。 |
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悪かったときに叱るのではなく、緩んだときに叱るという点が素晴らしいです。受験を成功させる秘訣です。 |
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塾の先生が、成績が悪かったときはその都度フォローや叱咤激励をしていただいたようだったので、親は、成績で色々言うことはしませんでした。 |
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先生からも、親からも、叱られてしまうばかりでは逃げ道がなく、居場所をなくしてしまいますね。 |
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模擬試験で悪かったときは、あまりのひどさに本人も親も爆笑しました。 |
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爆笑しちゃいましたか! |
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首都圏模試はすべて受けましたが、その後のフォローがうまくできていなかったのは悔いが残るところです。間違いを次にどうつなげるか。次には解いてやるぞ!といった気持ちを起こせなかったように思います。 |
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小6の秋は、模試や過去問演習が連続してしまい、復習する時間すらなくなることがあります。 |
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成績が良かったときは、一緒に喜んだ。悪かったときは見直しを手伝ったり、がんばっているから大丈夫だよ、と励ました。特に変わらなかったときも、「皆ががんばっているなかで、成績を維持したのはすごい!」とほめた。 |
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お子様の気持ちを盛り上げようと、懸命に接する姿が目に浮かびますね。 |
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市進の定例等で結果が良かったとき、良かったと噛みしめたらすぐ忘れて次へ、と切り替えるように先生も家庭でも言っていました。悪かったときは、勉強法を省みるチャンスと前向きにとらえていました。しかし、良い結果は全てのモチベーション・・・、受験生の特効薬なのだなぁと常々思いました。 |
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失敗から学ぶことは多いですが、自信は持てません。 |
模擬試験と過去問演習に一喜一憂する秋以降、受験生の精神状態も不安定になりがちです。
塾の先生はその対応の仕方も心得ていますが、
保護者の皆様もぜひ、これらのご意見を参考にして、お子様の受験勉強を支えてあげてください。